かつて郡上踊りでは、みんな手ぬぐいを頭に掛けて踊っていました。
この手ぬぐい、実はいろんな意味が含まれているのです
手ぬぐいは、他の盆踊りで使われる深い編笠などと同じように、盆踊りの「仮装性」を表すものです。顔を隠して誰かわからなくすることにより(匿名性)、盆に戻った祖霊や精霊がともに踊っているということを示しています。
もちろん、顔を隠すことで、誰彼気がねなく思いっきり踊れる踊るという解放効果もあったことでしょう。
手ぬぐいの効用はまだあります。郡上八幡の踊り会場は明るすぎないように照明を抑えてありますから、女性をいっそう美しくみせる効果(「夜目効果」「笠の内効果」)も持っているのです。しかしながら、今は若い女性はせっかく浴衣を着ておしゃれをしているのに顔を見せないなんて我慢できないのでしょう。手ぬぐいをかぶる若い女性はだんだん少なくなっているようです。
夕立の時なども重宝します。いまでも雨の時に、手ぬぐいをかぶって踊る女性陣を比較的多く見かけることができます。
郡上踊りの参加証もかねた手ぬぐいを、まちの各所で手に入れることができます。
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雨の中手ぬぐいかぶって |