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| 「やれやれ音頭」時のポジション |
「道中音頭」「音頭」時のポジション |
| (図:「みえの羯鼓踊」三重県・三重県農業会議 所収図をもとに作成) |
| ちなみに、伊勢のかんこ踊りでは、伝統的に太鼓踊りの隊形を「カラ」という単位で数えます。1カラは2人で、踊り手一人に前叩きが一人つく単位です。猟師町では現在4カラ(=8人)が基本形です。隣の松ヶ崎町では6カラ(12人)、古くは8カラ(16人)で踊ったといいます。 |
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中踊りと側踊り
太鼓踊りの踊り子は、風流踊りでいういわゆる「中踊り」に、またうちわ踊りは「側踊り」に比定することができます。
中踊りが独立または欠落し、側踊りが盆踊り化していくというのが、風流踊りから盆踊りへの変遷プロセスとして想定されている道筋です。猟師かんこ踊りは、中踊り・側踊りがしっかり残っていること、また側踊りが完全に手踊り化せず、採り物としてうちわを残している点などが、過渡的な姿を示しているのではないかと考えられます。 |
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踊りの種類とプログラム
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(1)太鼓踊り(中踊り)
約40分程度のプログラムで以下の1クールの踊りを踊っていきます。
| @「やれやれ音頭」(リンク) |
| 最初の踊り。「前叩き」と踊り子による、太鼓を中心としたパフォーマンス。踊り子の前に置かれたかんこを、前叩きが勇壮に叩く。 |
| A「ふれ音頭」 |
| つぎの「道中音頭」へのつなぎ。 |
| B「道中音頭」(リンク) |
| 本格的輪踊り。「おいかけ踊り」と「おいかけ音頭」からなり、それぞれ短い唄が中心。 |
| C「音頭」 |
| 踊りの中心部分で、かなり長い口説きなどが唄われる。 |
Bの「道中音頭」以降、4人の太鼓踊りの踊り子は本格的な輪踊りに入ります。数種類の踊りを数十分かけて踊っていきます。自らの腰につけたかんこを、両手のバチを高く振り上げて力強く叩きながら踊ります。時々、バチとバチを叩く動作も入ります。
ゆっくりと足さばきをしながら歩いて移動する部分と、急調子で跳ねるように動く部分など、なかなか変化に富んだ踊りです。最後の踊り曲「末を申さば」のラストでは、全国の古い民俗芸能に見られるようなテンポアップが見られるのも注目です。
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やれやれ音頭(列踊り) |
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輪踊りの様子 |
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音頭とりの方々 |
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(2)うちわ踊り(側踊り)
1種類で、右手にうちわをもって揺らしながら太鼓踊りを取り巻いて踊ります。踊りながら、音頭とりの音頭を復唱します(「返し」)。 |