◆特徴
白石踊りの特徴は、「1種類の曲(音頭)に合わせてそれぞれが思い思いの踊り方で踊る」(白石踊りツアー資料)ことです。
振付も衣装もことなる複数の踊りが同時に踊られる様子は、「一幅の絵巻物」とも表現されます。
ただしその魅力は「静止画」のような固定したものではなく、あくまでもそれぞれの踊りの動きの中でたちあらわれる「調和の美しさ」であるといわれます。
◆形態
輪踊りです。音頭取りと踊り櫓・傘を中心に、踊り子が輪になって踊ります。踊り子は思い思いの場所に入って踊り、定位置といったものはありません。2〜3人の仲間が衣装・踊りを揃えて入ってくるため、全体にパッチワークのようなカラフルな輪ができます。
また2002年のツアーの時は、輪が一重で時計回りで踊られていましたが、踊り子が増えてくると、外側に新しい輪ができ、内側と反対方法に回るとのことです。儀礼上の方向性よりも、演出効果に配慮した伝承のようで、興味深い点です。
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