~令和三年夏のお見舞い~

2021年の夏もまた、盆踊りにとって厳しい夏となりました。

各地の盆踊り関係者の皆様にお見舞い申し上げます。

どうやらこの新型コロナウィルスによる疫病は、そう簡単に退散してくれない厄介な相手のようです。

そんな中でも、盆踊りの文化を伝承すべく、各地でさまざまなチャレンジが行われています(トップページの事例紹介コーナーをご参照ください)。

昨年以来大きく進んだのが、リアルの様々な制約を回避するデジタル・ヴァーチャルの盆踊り配信。今年もまた多くの盆踊りが取り組んでいます。

一方で、初盆の家の前で供養の踊りを踊るという盆踊りの原点に戻り、ごく少人数でのコントロールされた踊りで文化継承を模索する土地もあります。例年大きな観光集客を誇ってきた盆踊りが参加者を「地元民に限って」実施することを決めたのも注目されます。

一つ一つの盆踊りごとに、時期やタイミング、地方や開催場所、参加者の規模や性質などの条件は異なります。

これからは、一律の横並び対応や開催/中止の二択を脱却し、地域によって異なる条件や課題を踏まえつつ、それぞれの盆踊りごとの「開催・継承可能なかたち」を追求していく局面に進んでいくのではないでしょうか。

地域住民の方々の理解や盆踊りファンの皆さんの応援は、そうしたそれぞれの盆踊りのトライアルに対する大きな後押しになるでしょう。

もちろん、シーズン外にできることもあります。

私たちの盆踊り仲間である美濃加茂市のグループ「舞童」は、学校との連携のもと、子供や若者たちに盆踊りの魅力を伝える授業を鋭意開催しています。これもまた、ふたたび一緒に踊れるその日に向けて今できることに取り組む姿といえるでしょう。

残念ながら今年の夏も盆踊り取材旅行はかないませんでしたが、私たち湘南盆踊り研究会もまた、自分たちにできることは何かを考え、取り組んで参りたいと思います。

湘南盆踊り研究会 柳田尚也

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です