かつて熊野詣での人々は、「王子」とよばれる信仰遺跡をたどりつつ長い道のりを熊野へ向かいました。和歌山県本宮町の伏拝はその最後の王子で、熊野本宮はもう目と鼻の先。すぐ近くには有名な古湯「湯の峯温泉」もあり、歴史を感じさせる静かな里です。

山深い熊野地方には多くの祭りや民俗芸能が残されており、「伏拝盆踊り」もその一つ。
いまはこじんまりとしたコミュニティの踊りですが、那須与一などの口説き歌は、さすが本場の味わい深さ。そしてきっとがんばって習ったのでしょう、伝統の「伊勢音頭」を、目をかがやかせて踊る子どもたちの姿がありました。

宿の主人いわく「供養踊りですから、いっしょに踊ってあげてください」。われわれもちょっぴり踊りの輪に入れてもらい、紀の国の夏の夜をひととき満喫しました。

開催情報
日程 8月15日
場所 和歌山県本宮町伏拝公民館
アクセス
(公共交通)
JR紀勢本線
新宮駅より
熊野交通バス本宮大社前
(1時間半程度)
本宮町よりタクシー
10分程度
アクセス
(自動車)
西名阪自動車道香芝IC経由、
国道24号、国道168号を南下、本宮町へ