鹿児島県の各島には、民俗芸能が沢山残っています。宇宙センターで有名な種子島もその1つです。ロケットや鉄砲伝来が有名ですが、貴重な伝統的盆踊りも大事に継承されています。西之本国寺は、平坦な種子島の南側にあります。この盆踊りは、「カンモク」という頬被りをした男性が踊り手を務め、輪踊りをします。中心には、囃し手がおり、花飾りのついた笠をかぶり太鼓をたたきます。このスタイルは、室町時代由来の風流踊りの系譜だと考えられます。音楽は素朴ながらこれも中世以来の伝統を感じさせる曲調。こうした離れた地域には、中世の民俗が色濃く残ることがありますが、この盆踊りもまさにその例にあたると考えます。この大切な文化資源を、大事に継承していただきたいと思います。

■開催情報

日程 開催期間
8月18日~20日
場所 鹿児島県南種子町

西之本国寺盆踊り動画